今シーズンのKINK SAKAE 2Fでは、新しいブランドをいくつかご提案していきます。
その第一弾としてご紹介するのは、私も大好きな Wales Bonner。

もはや説明不要の存在となった Wales Bonner。いまや世界のファッションシーンを語るうえで欠かせないブランドの一つと言っても過言ではないでしょう。
半年前には、1988年から37年にわたり HERMÈS のメンズ プレタポルテ部門を率いてきたヴェロニク・ニシャニアンの後任として、クリエイティブ・ディレクターに就任するという大きなニュースもありました。この発表には、ファッション業界だけでなく多くの人が驚かされたはずです。
1月に発表される初のコレクション。めちゃくちゃ楽しみ。

SISSOO TROUSER
Color:Camel
Size : 30,32
Price ¥134,200 (Tax Inc.)
Wales Bonnerといえば、美しいテーラーリングを得意とするブランドという印象が強いですが、近年のコレクションではワークやスポーツ、そしてクラフトマンシップといった要素も取り入れられ、ブランドの世界観をさらに広げている印象。
今回ご紹介する SISSOO TROUSER も、そんな魅力を感じられる一本。
近年はこうしたワークパンツを定番的に展開していますが、その中でも個人的に毎シーズン楽しみにしているモデルです。ワークウェアらしい実用性を備えながらも、Wales Bonnerならではの上品な空気感がしっかりと宿っています。

柔らかな風合いのコーデュロイをベースに、パッチ部分には同色のベルベットを採用。同系色でまとめながら、素材のコントラストがアクセントになっています。


Wales Bonnerの魅力は、シルエットや素材だけでなく、細部の作り込みにも表れています。
パッチにはクロコダイルの型押しレザーを採用。さらに、フロントはゴールドのボタンを配したボタンフライ仕様で、クラシックな雰囲気ながら、セクシーで色気のある雰囲気を感じさせます。


何より、このパンツはシルエットが本当に素敵。
ワークパンツをベースとしながらも、その印象を覆すほど洗練された一本です。腰まわりはすっきりと収まり、裾に向かって美しく落ちるストレートシルエット。そのバランスが絶妙で、とても好きなシルエットです。


まだまだ暑さの厳しい時期なので、今すぐ穿くのは少し先になりそうですが、本格的に秋を感じ始める9月頃には活躍してくれるはずです。
まずはシンプルにTシャツを合わせるだけでも十分に雰囲気があります。
個人的には、Godard HaberdasheryやBIBOJA、DECHAMPSといった、フレンチシックをベースにしながらもモダンな空気を纏うブランドと組み合わせて楽しみたいと思っています。
私がWales Bonnerを知ったのは、まだ学生だった2016年頃。
学校で友人が「めちゃくちゃかっこいいブランドがある」と見せてくれたのがきっかけでした。
当時の私たちにとっては、とても手の届くような価格ではなく、結局誰も買えなかったのを覚えています。
それから約10年。自分が働くお店でWales Bonnerを取り扱うことになって少し感慨深いものがあります。
皆様の反応も楽しみ。
他のアイテムもこれから少しずつご紹介していきますね。
シバタ